栄養について
どうも、ひがしですー。
前回で、食事とトレーニングにより筋肉が効率良くつくとお話ししましたが
食事で摂取できる栄養にクローズアップしてお話ししていきます。
筋肉は、タンパク質から出来ているからとりあえず、タンパク質だけを取れば良いと思いがちですがそうでは、ありません。
筋肉を作る最低限の栄養素として以下の5つがあります。
・タンパク質
・糖質
・炭水化物
・脂質
・ビタミン・ミネラル
そして、今回はタンパク質のお話をさせていただきます。
タンパク質は、小学校の家庭科の授業で習ったように人間の体には、そのまま吸収されません。分解されてアミノ酸になって体に吸収されるのです。
このアミノ酸は、食物によって多数の種類があり、3つには分類できます。
・非必須アミノ酸
・分岐鎖アミノ酸
簡単に分けると必須アミノ酸は、体内で作ることができず食事やサプリメント等により外部から摂取する必要があるアミノ酸である。
非必須アミノ酸とは、体内で他の栄養素から作ることができるアミノ酸である。
そして、分岐鎖アミノ酸とは、必須アミノ酸の中で側鎖を持ったアミノ酸。ロイシン、イソロイシン、バリンの3種類があり、ある研究成果からアミノ酸の中でもBCAA(分岐鎖アミノ酸)という種類、また、その中でもとくにロイシンというアミノ酸が筋肉の合成に非常に重要な役割を果たしていることが解ってきました。このBCAAやロイシンを摂取すると、体に筋肉を合成するようにとのシグナルが送られます。
このシグナルに反応して、人間の体は筋肉を合成しようとしますが、その際に重要なのが筋肉を構成するアミノ酸である必須アミノ酸です。せっかく体が筋肉を合成しようとしても筋肉の部品となる必須アミノ酸がなければ筋肉合成は効率的に進まないのです。
このように食事の際にはただ単にカロリーを摂取するのではなく、栄養素の種類に気を使って、例えばサルコペニア対策を考えるのであれば、ロイシンや必須アミノ酸が多く含まれる食事を取ることが重要です。
以上のように、栄養のことも考えて日々の生活を送っていただきたいです。